【社会部】様々な色を用いたイラン製チャードルがデザインされた。
アーバーン月9日(西暦10月30日)に開催される第一回「
ヘジャーブと貞節」祭ならびに同国際シンポジウムの広報本部が伝えたところによると、イラン製チャードルのデザイナーであるファッターネ・ジャナービー氏はこのように明かした上で、次のように述べた。「若者は洋服を選ぶ際、色やデザインの多様性を重視する傾向にあり、また自らの年齢に合わせて様々なデザインを着用したいと考えています。このような観点から、多様なデザインが施されたイラン製チャードルの最初のアイディアが、私の頭の中で芽生えました」。
同氏は次のように続ける。「以前は、若者や子供ですら、チャードルを着用する傾向が今日に比べて強かった。しかし今日、マント〔肌が表れないように女性が着る一種のコート〕やショール風のルーサリー〔頭を覆うスカーフ〕など、服装が多様化しており、また暑苦しく重たいため一部の若い女性たちにとってチャードルをかぶることは困難になっています。このような理由から、若い女性が好んでチャードルを着用するようなことは、めっきり少なくなってしまいました。そこで、デザインにおいて新しいスタイルを取り入れたイラン製チャードルは、〔今年のイランの標語である〕《革新と繁栄の年》である今年、完全に体を覆うと同時に軽く着やすいことを求める人々にとって、ふさわしい選択として認知されるのではないかと思っています」。
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( 翻訳者:大場麻子 )
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