憲法裁判査読調査官であるオスマン・ジャン氏は、チャンカヤ大学法学部から、本人の希望とは無関係に解雇されたことを述べた。査読調査官のジャン氏は、「訴訟を起こすことは考えていない」と述べた。
大学でのスカーフ着用の自由を認める憲法改正を無効とするための訴訟で、訴えを取り上げるべきではないという見解を示し、また公正発展党(AKP)解党訴訟においても、公正発展党は解党されるべきではないとの見解を示した憲法裁判査読調査官であるオスマン・ジャン氏は、約20日前にチャンカヤ大学法学部事務局によって解雇されていることを明らかにした。
ジャン氏は以下のように話している:「私には理由を伝えてもらっていない。私の希望とは別に、私に何の知らせもなしに解雇された。5月か6月など、大学が始まる前に知らせをもらっていたら、他の大学で仕事を探すこともできたかもしれない。しかし20日前に偶然解雇されたことを知った。授業時間が変わったかどうかを聞くために事務局へ連絡したら「あなたはもうここで授業は受け持っていません」と言われた。私はありがとうと言い電話を切った。私へは何の書面での知らせもなかった。なぜ解雇されたのかもわからない。訴訟を起こすことは考えていない」
バイラムであったため家族ともにイスタンブルを離れ休暇を取っていたジャン氏は、憲法裁判の仕事は続けていくと話している。
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( 翻訳者:近岡由紀 )
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