ギュル大統領、「PKKに協力した者たちには責任をとってもらう」
2008年10月04日付 Radikal 紙
ギュル大統領は15人の兵士が殉職したPKKの襲撃に関する見解を述べ、「PKKに協力した者たちは責任が問われることになるだろう」と話した。
アブドゥッラー・ギュル大統領は、15人の兵士が殉職したハッキャーリ県シェムディンリ郡のアクチュチュン国境警備隊の駐屯地に対してなされた攻撃を非難し、テロとの闘いは断固として継続するつもりであると述べた。ギュル大統領は、「この卑怯な襲撃はどのようになされたのか?どんなことをしても突き止めてみせる。これに誰が協力したのか?このような襲撃を誰が容易にしたのか?これらをどんなことをしても調査し、突き止め、その落とし前をつけてもらう。トルコ国民は信じてほしい」と述べた。
アブドゥッラー・ギュル大統領はその演説で、15人の兵士が殉職したハッキャーリ県のシェムディンリ郡アクチュチュン国境警備隊に行われた襲撃を非難した。ギュル大統領は、殉職者たちの遺族とトルコ国軍に追悼の意を伝え、テロとの闘いにおける決意が継続されることを強調した。アブドゥッラー・ギュル大統領は、次のように述べた。
「バイラムの素晴らしい雰囲気の真っただ中、朝方、我々は非常に痛ましい知らせを受けた。ハッキャーリの国境を警備する我々の15人の兵士を、卑怯な襲撃で失った。テロ組織のこの攻撃を受けて命を失ったすべての兵士諸君の御冥福をお祈りいたします。負傷者もいる、彼らの早い回復を祈ります。彼らの家族と、トルコ国軍に、そして全トルコ国民にお悔やみ申し上げる。彼らの痛みは、疑いなく我々の心にあり、忘れることはないだろう。
つぎのことをもう一度伝えておきたい。テロとの闘いは短期のものではなく、長期に渡る問題である。世界の隅々でも、そうである。トルコもテロとの闘いにおいて、長い間戦争を継続している。特に、ここ一年の越境軍事作戦でトルコ国軍の得た勝利は、テロ組織の士気を下げ、また非常に弱体化させた。そして恐らく、テロ組織は彼らが健在であることを証明するために、この攻撃を行ったのだろう。もう一度述べたい、その代償が何であろうと、最後までこの闘いは全力で続けるつもりである。我が軍隊、警察だけでなく、我が国家と国民が総力を挙げて、この戦いを続ける。また、「この卑怯な襲撃はどのように行われたのか」。これはどんなことをしても突き止める。「これに誰が協力したのか?このような襲撃を誰が容易にしたのか?」。これらをどんなことをしても調査し、突き止め、その落とし前をつけてもらう。トルコ国民は信じてほしい。重ねて、我々の殉職者たちに神の慈悲を願い、国軍にはお悔やみを申し上げる。ご遺族と全トルコ国民の悲しみを、私も共に分かち合います。」
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( 翻訳者:林 奈緒子 )
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