公正発展党出身のベキッリ郡長、不法ワイン製造で有罪判決
2008年10月17日付 Milliyet 紙
公正発展党でベキッリ郡長(訳注:ベキッリ郡、エーゲ海地方デニズリ県に属する)のヤシャル・ハリル・イート氏は、不法ワインの製造をしたとして裁判所から有罪判決を受けた。
公正発展党所属で、ワインで有名なデニズリ県ベキッリ郡の郡長を務めるヤシャル・ハリル・イート氏は、ある期間、代表を務めた協同組合が無許可でワインを製造したため、10ヶ月間、酒類が提供される場所への立ち入り禁止を言い渡された。
イート郡長は今後5年のうちに意図的犯罪を犯せば、不法ワイン製造のため、83,320YTL(約567万円)の罰金の支払いを強いられることになる。
たばこ・たばこ製品・酒類市場管理機構は、2006年4月26日にベキッリ・ギョムジェ・農業開発協同組合で行った監査で、無許可で製造された170,123リットルのワインを確認した。同機構は、協同組合が無許可でワインを製造していると主張し、検察庁に告発をした。
これに対して、ベキッリ郡の郡長で、同時に協同組合の理事長役を務めていたイート氏と、理事会メンバーのヒュスニュ・バラバン、ムハッメル・カラプナル、イッゼト・ジェイラン、ニハト・タメルについてチャル軽犯罪裁判所で民事裁判が開かれた。
イート郡長は犯罪が犯された日から6日前に辞職したこと、そして2006年4月20日までの間だけ、協同組合の理事長を務めたと述べ、差し押さえられたワインがいつ製造されたか知らないことを明らかにし、無罪を主張した。
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:永井ひとみ )
( 記事ID:14923 )