トルコ、国連安全保障理事会の非常任理事国入り
2008年10月18日付 Milliyet 紙

国連安全保障理事会の西ヨーロッパ大陸の非常任理事国を選ぶために行われた選挙で、トルコは151票を獲得し、1位となった。トルコの非常任理事国入りは47年ぶりで、その他の非常任理事国はオーストリア、メキシコ、ウガンダ、日本であった。

アイスランドのインギビョルグ・ソールルン・ギスラドッティル外相としばし雑談を交わしたババジャン外相は、投開票ののち祝福を受けた。

トルコは47年ぶりに国連安全保障理事会の非常任理事国となった。国連安全保障理事会2009-2010年期の候補であったトルコは、国連総会で17日に行われた歴史的選挙において一巡目の投票で151票を獲得し、西ヨーロッパ大陸を代表してテーブルにつく権利を勝ち取った。

国連安全保障理事会の選挙では、ここ数ヶ月間トルコが所属するグループにいるアイスランドが本命とみられており、トルコとオーストリアが(残りの1議席のために)128票をめぐって接戦になると予想されていた。一巡目の投票が行われた後、トルコは衝撃的な圧勝で非常任理事国席を獲得し、オーストリアが133票でそれに続いた。87票にとどまったアイスランドは落選した。

他地域のグループでは、アフリカ地域からウガンダ(単独候補・181票)、ラテンアメリカ・カリブ地域からメキシコ(単独候補・185票)、アジアからは日本 (158票)が理事会の2009-2010年期メンバーとなった。日本と争ったイランは、選挙では32票のみの得票数で落選した。新しい非常任理事国5カ国は、2009年1月1日に2年間の任期をスタートさせる。

選挙結果が発表される際、トルコの得票数が発表されると、国連安全保障理事会の会場は短い拍手が起こった。そしてトルコ代表団が歓喜し互いに抱きあって祝いあう姿が見られた。アリ・ババジャン外相はアブドゥッラー・ギュル大統領とレジェプ・タイイプ・エルドアン首相に電話をし、結果を伝えた。

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( 翻訳者:杉田直子 )
( 記事ID:14929 )