世界最大の法廷でも600人の弁護士は入れない エルゲネコン初公判の法廷問題
2008年10月22日付 Zaman 紙

テロ組織エルゲネコンの第1回公判に向け、法廷の問題と裁判の進め方に関する弁護士たちの抗議が物議をかもしている。

 元国家治安裁判所検事メテ・ギョクチュルク氏は、ドウ・ペリンチェキだけのために600人もの弁護士が裁判への関与を望んでいることに触れ、「世界最大の法廷でも600人の弁護団は入れない。裁判長はこの件について人数の枠を設ける可能性がある」と述べた。また、物理的条件は必ず実行されなければならないと主張する同氏は、以下のように続けた。

「こうした問題にも関わらず、必要な予防策が取れなければ、もちろん公正な審議にはつながりません。弁護士たちの抗議は適切だと思います。ペリンチェキ氏の弁護団は600名だそうです。たとえ世界最大の法廷でも、1人の被告のために600人の弁護士が一同に介するなんて不可能でしょう。裁判所長にはこのような件について大きな権限があります。公判が順調に行われるよう、傍聴人の数が減らされたり、報道陣に制限が設けられるかもしれません。さらに必要なら、公判の静けさを破ったものは外に出され罰を与えられる可能性もあります。」

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( 翻訳者:川原田喜子 )
( 記事ID:14959 )