【社会部】麻薬乱用・麻薬依存調査センター長代行のアリー・ファルフーディヤーン氏は、「昨年実施された緊急調査計画によると、麻薬使用者の数は120万〜180万人と推定されている」と述べた。
メフル通信の報道によると、アリー・ファルフーディヤーン氏はこのことについて、「我が国には若年齢層の人口が多いため、麻薬常用者が最も多い年齢層も〔18歳から23歳までの〕青年層と〔13歳から17歳までの〕青少年層である」と述べた。
麻薬乱用・麻薬依存調査センター長代行であり、福祉・リハビリテーション科学大学の学術委員でもある同氏は、麻薬中毒に陥る要因について、「貧困、低学歴、人格障害、離婚などの家庭内問題といった要因が、中毒症状の発生に極めて大きな影響を有している」と指摘する。
ファルフーディヤーン氏は続けて、麻薬乱用・麻薬依存調査センターについて次のように説明した。「このセンターは国内唯一かつ最初の麻薬乱用・麻薬依存調査センターであり、保健省及び福祉・リハビリテーション科学大学の下部組織の一つとして、国家規模の教育・研究プロジェクトを提示するなど、麻薬中毒問題の分野で活動を行っている」。
彼は最後に「麻薬中毒問題は様々な国に存在している。この問題はどの社会でも、経済・文化・政治的問題と絡まり合っているため、あらゆる機関がこの問題の解決に動員される必要がある」と語った。
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( 翻訳者:佐藤成実 )
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