ハータミー「今のところ大統領選に立候補するつもりはない」
2008年10月29日付 E'temad-e Melli 紙

【ISNA】ホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーンのセイエド・モハンマド・ハータミー氏は、「今のところ、来年の大統領選に立候補するつもりはない。ただ、今後どうなるか予想することは、まったくできない」と述べた。

 一日間の日程でドイツを訪れたハータミー氏は、「イランでは、〔有能な人物が〕一人いればすべての問題は解決できると考える人が多い。しかし実際はそうではない」と強調した。「文化・文明間の対話国際センター」所長のハータミー氏は続けて、国民が選挙に参加し自らの運命を自ら決めることの方が、〔大統領に選ばれた人物の〕個人的構想よりも重要だと指摘した。

 ドイツ通信の報道によると、ハータミー前大統領はイランとイスラーム世界、さらにはイラン・米関係の改善に期待を表明した。

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( 翻訳者:斉藤正道 )
( 記事ID:15012 )