赤新月社、今年も犠牲祭に寄付集め、貧しい人々を支援
2008年10月31日付 Yeni Safak 紙

赤新月社は、犠牲祭のためにここ3年同様本年も、「犠牲祭寄付キャンペーン」を行なった。赤新月社代表テキン・キュチュカリ氏は、代理方式によりここ三年間犠牲祭のため行われている寄付は、その方式を守ることが必要だと考えて、「信仰は傷ついてはならない。貧困層の(神により恵まれた)食べ物が減少してはならない。犠牲祭で犠牲となった動物たちの肉が違う目的で使用されれば、貧困層の食べ物が減少する」と話した。

キュチュカリ氏は、慈悲の力が弱まらないようと注意を促し、「神のための犠牲獣は、調理のための肉になってはいけない」という言葉に触れ、「神のための犠牲獣は、調理のための肉ではない。そうした目的のため犠牲獣を屠る人々を大いに非難する」と述べた。

■収入へ転換してはいけません

キュチュカリ氏は、大都市において動物を屠ることはとても困難なことであるとし、「赤新月社としては代理で犠牲獣を屠ることで基準を明らかにした。トルコで代理方法で犠牲獣を屠る人々をこうした基準の中にあると見てほしい」と話した。また、代理方式の困難さについて、以下のように述べた:「信仰の実践を金銭(獲得の道)へ転換してはならない。信仰の実践という目的に適う形で(肉が)配られる必要がある。犠牲獣の肉を、行きわたらなかった誰かに与えるというのが基本的な考え方である。」

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( 翻訳者:近岡由紀 )
( 記事ID:15025 )