大統領、内相候補にマフスーリー氏を指名
2008年11月09日付 Jam-e Jam 紙

【政治部】マフムード・アフマディーネジャード大統領は書簡の中で、サーデグ・マフスーリー氏を内相候補に指名、国会に対して承認を求めた。

 国会運営理事のハミード・レザー・ハージ=バーバーイー議員はこのことに関し、ファールス通信記者とのインタビューの中で「日曜日(今日)、内相候補を指名する書簡が国会公開本会議の場で読み上げられ、同候補が適任であるかどうかの審議が始まる予定だ」と語った。

 同議員は、閣僚候補の適性をめぐる審議は国会の運営規則に則って行われると前置きした上で、「大統領が国会に対して指名した閣僚候補への信任投票は、通常1週間以内に行われる」と述べた。

 イラン国営通信の報道によると、現在大統領顧問を務めるマフスーリー氏は1338年〔西暦1959/60年〕オルーミーエ〔西アゼルバイジャン州〕生まれで、開発工学で学士号、経営学で修士号を取得している。

 第9期政権で重要な位置を占める同氏は、「建設ジハード」〔一種の農村開発部隊のこと〕に参加し、オルーミーエ県知事、西アゼルバイジャン州副知事、革命防衛隊第5区(東西アゼルバイジャン)の司令官、イスラーム革命防衛隊調査主任、第6特別部隊司令官、防衛省企画担当次官、諸々の開発・産業プロジェクトの実行責任者、(公益判別評議会事務局内に設置された)公益判別評議会協議委員会書記、科学産業大学講師〔アフマディーネジャードが卒業・講師を務めた大学〕などを歴任した。

 同氏は第9政権発足当初、大統領から石油相候補として国会に指名されたが、信任投票が行われる前に、マフムード・アフマディーネジャード大統領宛ての手紙の中で、指名辞退を表明していた。

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( 翻訳者:斉藤正道 )
( 記事ID:15110 )