イスタンブル法医学機構、「勾留中だったチェベル容疑者の死因は拷問」
2008年11月14日付 Hurriyet 紙

9月29日に逮捕され連行されたイスティネ・シェヒット・ムフシン警察署と、その後10日間拘留されていたメトリス刑務所で拷問を受け、命を落とした29歳のメトリス・チェベル容疑者の死因に関して、イスタンブル法医学機構は9ページの検死結果報告書を提出した。

報告書では、「殴打による拷問で亡くなったと思われる」という表現が用いられた。チェベル容疑者がひどい扱いを受けてメトリス刑務所で亡くなったのち、医師一人を含む19名の刑務所関係者がその職を解かれた。捜査を進めているバクルキョイ・共和国検事が尋問を行っていた警備長、看守長そして4名の刑執行官が逮捕された。警察署で顔を合わせていたとされた35名の警察官も尋問を受けた。拷問があったと認めた保健大臣のメフメト・アリ・シャーヒン氏は、チェベル容疑者の家族に対して謝罪を述べた。

この間、メトリス刑務所には秋の人事が実施された。金曜日に準備されたが、安全上の理由で公表されなかった95人分の刑務官(人事異動)内規には、メトリス刑務所の責任者らも含まれている。法務省は刑務所人事を全面的に変えた。刑務所の責任者らの何人かは東部を含む様々な県へ移動となった。

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( 翻訳者:近岡由紀 )
( 記事ID:15128 )