コンヤ・セルチュク大学長を含む17名逮捕―収賄疑惑摘発「太平洋作戦」
2008年11月22日付 Hurriyet 紙

コンヤ県警本部の捜査陣が8県で同時に行った「太平洋作戦」の第3作戦により、「入札疑惑」、「収賄」、「金儲けを目的とした犯罪組織の首謀者」の疑いで33名が検挙され、その中で検挙者としてセルチュク大学学長のスレイマン・オクダン教授が勾留された。

密輸・組織犯罪課で尋問された容疑者らのうち、4名は釈放されたが、残りの30名は一昨日(20日)の朝、捜査を進めるアダナ共和検察長庁に送還されていた。法廷に送られたオクダン学長と16名が勾留される一方、13名は未勾留で起訴するため釈放された。勾留された容疑者らは、昨日(21日)12時に特別権限重罪裁判所での手続きを終えたため、厳戒な警備体制の下、アダナ裁判所の正門から外に出された。2人の警察官に挟まれて外に出され、非常に疲れた様子のオクダン学長は、新聞記者らに、「容疑者として検挙されました。司法を信じねばなりませんし、信じています」と語った。

高等教育機構(YÖK) 会長のユスフ・ズィヤ・オズジャン教授は、「太平洋作戦」で勾留されたスレイマン・オクダン教授に関して、「動向を見守ります。勾留期間が明確になった後で学長選挙の日取りを決めます」と話した。

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( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:15173 )