シムシェキ国務大臣、「トルコがEU加盟国だったら、これほどの軍隊は必要なかっただろうに」
2008年11月28日付 Milliyet 紙

昨日(27日)トルコ-EU合同議会の第60回会議に出席したシムシェキ国務大臣は、会議メンバーの質問に答えた。2005年に北キプロス・トルコ共和国の国境警備隊詰所からトルコ国旗を奪い騒動を起こしたマトサキス欧州議員は、トルコが困難な時期に直面しているにもかかわらず防衛支出が多すぎることを指摘し、トルコが100万人以上の軍人を有していると主張した。また北キプロスにもトルコ軍人がおり、彼らの給料はトルコ国民の税金で賄われていると述べたうえで「防衛費の削減を考えていますか?」と質問した。これに対しシムシェキ国務大臣は「トルコがEU加盟国だったら、これほどの軍隊は必要なかったでしょうに」と答えた。

■「100万人も軍人はいない」
トルコは昔から最も多くの予算額を防衛に割り当ててきたが、今や防衛予算額は全体の3番目であると述べたシムシェキ国務大臣は、トルコに100万人も軍人がいるとは考えておらず、トルコはより強い軍隊の仲間入りをしようとしていると語った。

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( 翻訳者:倉本さをり )
( 記事ID:15208 )