犠牲祭用の羊、イスタンブルでも販売開始
2008年11月30日付 Zaman 紙

イスタンブルへの犠牲獣の搬入に許可が与えられたことで、アナトリアのさまざまな県から運ばれてきた何千頭もの動物たちが、各自治体によって決められた販売所に(トラックから)下ろされた。

イスタンブル広域市・県犠牲獣事業委員会の決定により実施されていたイスタンブルへの犠牲獣の搬入禁止は、一昨日の晩(28日)23時に解除された。エセンレルに設置された犠牲獣用テントのある場所には、トラック2台分の動物が下ろされた。トカトからトラックで運ばれてきた16頭の牧畜獣は、前もって借りられていたテントで販売されるために所定の場所に引かれていった。

解禁を待っていたというネビ・アルトゥンタシュさんは、解禁後にトカトから出発したと説明し、「動物のコストは高い。餌も高額だ。これらの動物は高原で世話をし、肥育した。今はうまく売れることを期待している」と話した。アルトゥンタシュさんは、値段は動物の重量によって変わると説明し、今年の犠牲獣の値段は昨年とほぼ同じくらいだと述べた。

カスタモヌから犠牲獣を連れてきたヒュスニュ・ギュネイさんは、トラックには23頭の牧畜獣がいると述べ、10年間この仕事をやっていると説明した。ギュネイさんは値段は昨年と同じくらいと述べ、「今年は経済危機もある。神様がいい稼ぎを与えてくれますように」と心から願った。

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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:15229 )