アフマディネジャード大統領、東アゼルバイジャン州の演説、トルコ語で呼びかけも
2008年12月04日付 Hurriyet 紙
アフマディネジャード大統領は、国内視察として今日訪れた東アゼルバイジャン州タブリーズで、スタジアムを埋めた数万人の人々に向けて時折トルコ語で呼びかけた。
アフマディネジャード大統領は、国内視察として今日訪れた東アゼルバイジャン州タブリーズで、聴衆を前にした演説で、「占領と衝突と戦争」に言及した。「難しい言葉を使うこと、虚勢や暴力に任せる考えかたは終わりました」と述べたアフマディネジャードは、大国に向け「民衆に寄り添ってください、公正と友情のために行動してください。これはあなた方の為でもあるのです」と述べた。
全力でイラン国民の正義と権利を守っていくつもりだと述べたアフマディネジャードは、「みなさん、イラン国民は正義を奪い取ろうとするあらゆる勢力を打ち砕くのです」と述べた。
「占領と戦争を行う国々に」呼びかけるとして、マフムード・アフマディネジャードは、「イラン国民は、あなた方が正義や同胞精神、人道のために働いてくれるよう願っています。あなた方に忠告します、パレスチナ、イラクそしてアフガニスタンから出てきてください」という表現を用いた。
■イラン大統領がトルコ語を話した
アフマディネジャード・イラン大統領は、タブリーズのスタジアムを埋めた数万人の人々へ向けて時折トルコ語で呼びかけた。
この地域の人々は、あらゆる分野で育て上げた偉大な人材でもって、この国に二つとない貢献をしてきたと述べたアフマディネジャードは、イラクのバース党が行った戦争で、この地域の人々が示した勇敢さを賞賛した。
アフマディネジャードは国々と人々の間に不和をもたらし、分離の種を蒔くことを望む敵は、愛と同胞精神で固く結ばれた国民に対しては無力であるという言葉を付け加えた。
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:小野寺香織 )
( 記事ID:15262 )