国際動物愛護団体、犠牲を監視
2008年12月08日付 Hurriyet 紙

犠牲祭中の犠牲獣の販売、解体場所を調査し、報告書を作成する予定の国際組織、動物保護組織のメンバーは、7日、イスタンブル獣医師会の案内で作業を開始した。
アニマルエンジェルスのメンバーでもあり、英国人のリチャード・ラシディ氏とジェム・デ・シルヴァ氏は、7日、バクルキョイ、キュチュクチェクメジェ、アヴジュラルを筆頭に様々な区の犠牲獣販売所に赴き、撮影をして、メモをとった。ラシディ氏とシルヴァ氏にイスタンブルの獣医師会からボランティアとして活動に参加しているムラト・ベクハンが同行した。

この間、犠牲獣販売者達は団体のメンバーを新聞記者だと思い、自分たちの売り場に引っ張り込もうとした。これらの販売員の一人ウナル・セライさんは、なんとかしてリチャード・ラシディ氏を自分の売り場につれてこようと言葉をつくして説得した。しかし英語での返答に驚き、遠ざかった。

獣医師会会長のタフスィン・イェシルデレ教授は、調査団がEU基準で分析をしていると述べ、「我々は注意深くならなければならない。EU加盟の過程で私達に不利な映像が撮られるかもしれない。一方で犠牲祭前に注意喚起がなされたが規則を守らなかった人に、犠牲祭終了後にどれだけ罰則が科せられるかが公表されていない。罰則が抑止力を持つためには、絶対に明らかにしないといけない」と述べた。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:15288 )