【政治部】世界最新型の艦砲が海上軍事演習「統一87」において使用され、定められた標的を破壊するのに成功した。
ファールス通信の報道によると、海上軍事演習「統一87」の第3段階では対空防衛部隊の大規模な参加の下、敵部隊への海上戦闘行動及び対空防衛作戦が広大なオマーン海沿岸地域において実施され、成功裏に終わった。
ファイヤーコントロール・システムの搭載された艦砲「ファジル27」や地対地ミサイル、対艦ミサイル「ナスル1」などの新型兵器を含む、最新の国産海上防衛システムが広範に利用されたことも、国軍海軍部隊による今回の大規模軍事演習のもう一つの特徴である。
艦砲「ファジル27」は海上と上空両方の標的を破壊する能力を有する近代的な防衛兵器であり、我が国の防衛産業の専門家たちの手によって6年の歳月を経て開発された。
この兵器には最新の技術が駆使されており、海上及び上空からのあらゆる攻撃に対して素早く反応し、それを撃退することができる。
〔中略〕
海面下の標的を破壊
他方、イラン製潜水艦も今回の演習で海面下の特定の標的を探知し破壊するのに成功した。
今回のオペレーションには、新軍事戦術を利用する国軍海軍部隊所属の駆逐艦やミサイル発射小型艦船も参加し、艦砲や対艦ミサイルを活用して海上ならびに上空からの侵略者を破壊する訓練が行われた。
また、〔今回の演習に参加した〕重量級潜水艦(キロ級)や軽量級潜水艦(ガディール級)も、標的を特定し、対海上・対海面下魚雷を使用して敵を破壊する訓練を行った。
〔後略〕
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( 翻訳者:綿引香緒里 )
( 記事ID:15303 )