検事総長「ならず者たちには鉄槌を下す」:兵士7人の殉教をうけて
2008年12月06日付 Jam-e Jam 紙
【政治部】検事総長は、サラーヴァーンで兵役に就いていた兵士7人が殉教したことをうけて、「我々は断固として、国境地帯の武装集団に報復の鉄槌を下す」と強調した。
ISNA〔イラン学生通信〕の報道によると、今年ホルダード月24日〔6月13日〕に武装集団によって人質となっていたホラーサーネ・ラザヴィー州〔イラン北東部、アフガニスタン国境に接する州〕《偉大なる預言者》駐屯地所属の兵役兵ら7人が〔先日〕殉教したことをうけて、検事総長はテロリストによるこのような蛮行を非難するとともに、次のように述べた。「イラン・イスラーム共和国は断固として、国境地帯の武装集団に対して報復の鉄槌を下すことになろう。石化した教条的不穏分子や〔しっかりとした価値観をもたぬ〕根無し草ども、強権的抑圧体制の傭兵ども、そして悪のテロリストたちの袖から伸びる反乱者の汚れた手など、切り落としてくれよう」。
検事総長は、地域やパキスタン、そして近隣諸国の治安は犯罪者ネットワークやならず者集団といった汚れをパキスタン国境地帯から一掃することにかかっているとしたうえで、「我々はパキスタン政府に対し、不穏分子に地域を闊歩する機会を与えず、ならず者たちをより断固とした態度で取り締まるよう求める」と述べた。
ドッリー=ナジャフアーバーディー検事総長は、強権的抑圧諸国も地域を不安定化させ、根無し草の下らぬ小集団を支援しても、何の利益も得られないと述べたうえで、次のように付け加えた。「地域諸国は一致団結して、力強くテロリストやならず者の根を地域から取り除かねばならない。地域住民にまったく支持もされていなければ何の基盤も持たない、自らの野蛮な行為を正当化するために宗派感情を悪用し、極端に走っているだけの犯罪者たちから身を遠ざけ、断固とした対応を取るべきである」。
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( 翻訳者:佐藤成実 )
( 記事ID:15305 )