犠牲祭中のトルコ・シリア国境、親戚を訪れる人たちでにぎわい
2008年12月11日付 Milliyet 紙

トルコ・シリア国境で、48時間泊りがけで行われる犠牲祭のお祝いをするために、キリスとシャンルウルファから隣国シリアへの移動が始まった。

トルコで暮らす親戚と犠牲祭を祝うために、シリアから3千人がヌサイビン国境ゲートから入国した。
シリアからの人々は、太鼓や笛を携えた民衆芸能団の歓迎に出迎えられ、何年ぶりかの再会に歓喜した。シャンルウルファのアクチャカレ国境ゲートでは、一足先に入国しようとする人々が押し寄せ、女性と子供が押しつぶされそうになった。
シリアからの人々がハタイで買い物にくりだすと、金融危機にさらされていた商人の顔もほころんだ。トルコ国籍を持っている者は、300YTL(18000円)以下の贈答品なら持ち出しが許可されており、掛け布団や毛布、インテリア用品を選んでいた。
トルコ、シリア合わせて2千人の国境警備隊が国境ゲートで警備にあたる一方、法的許可を取った21000人のうち半分は、本日(11日)シリアに行くとされている。
国境を越えてのお祝いは48時間続く予定だ。

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( 翻訳者:三村麻衣 )
( 記事ID:15308 )