トルコ大国民議会、イスラエルのガザ攻撃に対する共同声明出せず
2009年01月07日付 Milliyet 紙

イスラエルがガザに対して行った軍事行動について、トルコ大国民議会本会議での審議では、与野党間で激しい論戦が巻き起こされた。

イスラエルに対する共同声明発表に向けた共和人民党の試みも、外務省の「バランスを考えると適切ではない」という見解に基づき、公正発展党によって拒否されたことが明らかになった。

共和人民党のグループ長ケマル・クルチダルオール氏は、イスラエル批判のためトルコ大国民議会から共同声明を発表しようと試みた。クルチダルオール氏は昼頃、公正発展党のグループ長ベキル・ボズダー氏を訪問し、この考えを伝えた。しかしボズダー氏は、共同声明の発表に関して、「我々も考えたのですが、外務省に尋ねたところ、バランスを考えると適切ではないと言われました」と述べたことがわかった。トルコ大国民議会から共同声明が発表されなかったことを受け、共和人民党の国会議員グループは、書面による声明を発表し、イスラエルの攻撃を非難した。

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( 翻訳者:川原田喜子 )
( 記事ID:15511 )