エルドアン首相、ダボス会議出席へ ガザ問題で対立したイスラエルとも同席
2009年01月27日付 Hurriyet 紙

ダボス会議が、ガザ攻撃をめぐり対立しているトルコとイスラエル間の、驚きの会談を設定する予定。

タイイプ・エルドアン首相は、世界経済フォーラムのために明日ダボスへ向かう予定だが、ダボスでは木曜の夜にイスラエルのシモン・ペレス大統領と「ガザ問題『中東和平へのモデル』」というテーマで会合を開く。エルドアン首相は、反発を覚える相手はイスラエル国民ではなく、攻撃の責任者であるイスラエル政府であることを強調し、「反ユダヤ主義同様、イスラムフォビア(イスラム嫌い)も反人道的な罪となることを主張することが予想されている。

■ サルキシャン大統領も出席
エルドアン首相と同じ日程で、イルハム・アリイェフ・アゼルバイジャン大統領とセルジ・サルキシャン・アルメニア大統領がそれぞれの国の外務大臣とともにダボス会議に出席することがわかった。ダボス会議でアリイェフ大統領と会談するとされているエルドアン首相は、日程の都合上、昨日からサルキシャン大統領との会談は実現していない。エルドアン首相がダボス会議で会談する各国首脳の中には、ロシアのプーチン首相も含まれている。加えて、エルドアン首相は、ナザルバイェフ・カザフスタン国務大臣、サリ・ベリシャ・アルバニア大統領、ジャン・ペテル・バルケネンデ・オランダ首相、トニー・ブレア中東和平4者会議特使、ロバート・ゼーリック世界銀行総裁のような各国要人や官僚たちと会談する。エルドアン首相には、エゲメン・バウシュ交渉責任者、メフメト・シムシェキ国務大臣、アリ・ババジャン外務大臣が同行する。

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( 翻訳者:大田垣綾子 )
( 記事ID:15667 )