ハータミー「市民の要望に応えないわけにはいかない」
2009年02月07日付 E'temad-e Melli 紙
ハータミー前大統領は、「一般市民からの要望に応えないわけにはいかない状況に、私は置かれていると感じている。私たちのもう一方には市民がいる。多くの市民を待たせたままにしておくことは、私たちにはできない。彼らには明確な回答を与える必要がある。〔大統領選への出馬要請に〕首を縦に振るよう強く求められている時に、首を横に振ることは難しい」と述べた。
コルデスターン州の市民各層との面会の中で、ハータミー前大統領はさらに次のように述べた。「私は、全体の意見を個人の意見に優先させるよう、つねに務めてきたし、それは今でも変わらない。社会のかなりの部分が、小生の出馬に期待を寄せてくれている。個人的な名誉や気楽な余生を考えるべき時ではない。もちろん、仕事ができる状況にあれば、の話だが」。
ミール・ホセイン・ムーサヴィー支持の若者たち、ホメイニー廟に集う
イスラーム革命30周年記念日を目前に控え、改革派の若者たちは昨日朝、イマーム・ホメイニー廟に集まり、イラン・イスラーム共和国創建者の理想に誓いを立てた。彼らはその上で、ムーサヴィー元首相に支持を表明し、同氏に対して第10期大統領選に立候補するよう再度呼びかけた。
学生活動家らが参加したこの集会で、彼らはミール・ホセイン・ムーサヴィー氏の立候補を支持する声明を発表した。
ガーリーバーフ・テヘラン市長、立候補の可能性高まる
テヘラン市長のモハンマド・バーゲル・ガーリーバーフ氏が、自身の選挙活動を加速させている。
改革派系のニュースサイトが伝えたところでは、しばらく前から活動を開始していたガーリーバーフ氏の選挙事務所が最近動きを活発化させており、選挙出馬へ向けた計画作りを全力で進めている模様だ。
ガーリーバーフ氏の選挙事務所はすでにテヘランの数カ所で立ち上げられており、その多くで深夜12時あるいは1時まで、活動の調整や計画作りのための会議が続けられているという。
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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:15754 )