エジプトのムバーラク大統領、ガザ問題を話し合うためイスタンブルへ
2009年02月10日付 Yeni Safak 紙
ホスニー・ムバーラク・エジプト大統領は、ガザ危機を話し合うため今週アンカラに来る。明日イスタンブルへやってくる予定のムバーラク大統領に、さまざまな話し合いの場でのエジプトの役割に対して、(トルコは)協力者として歩調を一つにする心づもりがあると伝えられる予定だ。
ホスニー・ムバーラク・エジプト大統領は、ヨーロッパ歴訪の一環としてトルコへくる予定。ヨーロッパ各国への歴訪に出発したエジプト大統領の最も重要な目的は、ガザ攻撃後の再建である。イスタンブルで行われる会談の焦点では、パレスチナのハマスとファタハの合意に向けた話し合いと、ガザで構築される一時的停戦。会談でアブドゥッラー・ギュル大統領は、アラブ諸国間での分裂阻止のためエジプトも責務を果たすよう要請することが期待される。
昨日フランスで、ニコラ・サルコジ大統領と会談したムバーラク大統領はその後イタリアを訪れる予定だ。イタリアの次にトルコへ来る予定のムバーラク大統領の最重要課題は、パレスチナ問題である。エジプトの政府幹部たちは、ムバーラク大統領が会談する予定の各国首脳とパレスチナ各勢力間との合意、イスラエル・パレスチナ和平、ガザの再建、エジプト・ガザ間の国境管理などについても問題とする。
■ ガザ再建
ムバーラク大統領は最近では2007年にトルコを公式訪問した。アブドゥッラー・ギュル大統領も、就任後最初の訪問国の一つがエジプトであった。ムバーラク大統領は今回の歴訪で、この3月に彼が主導して行う予定のガザ再建に関する関係国首脳会議への支持も取り付けることになる。
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( 翻訳者:大田垣綾子 )
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