オバマ大統領が買い物をした、トルコ人経営の土産物店に長い行列
2009年02月21日付 Hurriyet 紙
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バラック・オバマ米大統領が、初の外遊先として訪問したカナダで、トルコ人が経営する商店を訪れた。
オバマ大統領は、オタワを離れる前にバイワード・マーケットを訪れ、驚かせた。周囲にいた人々が驚きの眼差しを向ける中で、マーケットを見物したオバマ大統領は、トルコ人移民のアドナン・ウステュン氏(45)が所有する「Oxxo Silk and Gift」という名前の土産物店で娘のコレクションのために5カナダドルでキーホルダーを購入した。
■その日最も幸運な男性
カナダのメディアによって「その日最も幸運な男性」と発表されたアドナン・ウステュン氏はヒュッリイェト紙に対して、「オバマ大統領がショッピングセンターに来ることは知っていた。しかし、我々の店に来るということは全く思いもよらなかった。とても嬉しかった。彼はとても勇ましく、そして愛嬌のある人物だ。ボディーガードが止めに入ったにも関わらず、我々の店に入って私と握手をし、挨拶をしたあとに、選挙キャンペーン中に彼の娘が始めたキーホルダーコレクションのためのキーホルダーを買うと言った」と語った。
ウステュン氏は、オバマ大統領に、片面にヘラジカが、もう片面にカナダのシンボルであるメープルの木の葉が描かれているキーホルダーを薦めると、彼も薦めに従ったと述べた。
ウステュン氏は、オバマ大統領が彼の店で買い物をした後、メディアと街の住民たちが大きな興味を示したと説明し、全員が、米大統領が購入したキーホルダーを買うために行列を作ったと述べた。
■人生が変わるだろう
7年前に、妻のオズギュルさんと11歳の娘と共にカナダに移住したアドナン・ウステュン氏は、ウルダー大学を卒業し、エコノミストとなったものの仕事が見つからず何年もの間不安な思いをしていたといい、しかし、オバマ大統領と知り合った瞬間からもはや自分の人生が変わっていくものと期待している、と述べた。
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( 翻訳者:小松裕美子 )
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