アンタリヤでホテル火災、外国人ツーリストが死亡
2009年02月24日付 Milliyet 紙

4ツ星ホテルのムーンライトホテルで火災が発生した。パニックに陥り、4階から飛び降りたベラルーシ人の女子学生が亡くなった。

アンタリヤで、ロシア人学生が宿泊していた4ツ星ホテルの屋根裏階で発生した火災で、4階の自室の窓から飛び降りたことが判明したベラルーシ人のカトシアリナ・ぺドリズさん(21)が死亡し、学生10人が有毒な煙を吸い込む被害にあった。死亡した女子学生の恋人と判明したホテルのオーナー、ハリル・ドアン容疑者(40)が逮捕された。

エスキ・ララ通りにある4階建てのムーンライトホテルで23日深夜1時半頃、屋根裏階の木製の仕切りのひとつに暖炉から飛んだ火花が原因で発生した火災は、短時間で屋根裏階全体に広がる一方で、火災現場には大勢の消防隊員が搬送された。

61人の私立ロシア国際学校の学生と教師2名が宿泊していたホテルでは従業員も、寝ていた学生達のために総動員された。
寝ぼけた学生たちがパニックになり階段へ殺到する一方で、窓から飛び降りたペドリズさんは病院で亡くなった。

ドアン容疑者は供述の中で以下を語った。
「カトシアリナと暖炉の前に座りました。その後、私は暖炉の火を消しましたが、薪の燃えさしが残っていました。彼女と寝室に移りました。就寝の準備をしていると、こげたような臭いがしました。暖炉の後ろで炎が燃えていたのが見えました。私はカトシアリナに下の階に逃げるように言いました。消火器を見つけ上階に上った時には、炎はビルを覆っていました。カトリシアリナが飛び降りたことは、後になって知りました」と述べた。

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( 翻訳者:大田垣綾子 )
( 記事ID:15864 )