エルドアン首相に、シリアの大学から名誉博士号授与へ
2009年02月28日付 Yeni Safak 紙
シリアのアレッポ大学から、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相に名誉博士号が授与されることが明らかになった。ガズィアンテプ大学総長のヤヴズ・ジョシュクン教授は、アナトリア通信の記者に行った会見で、2月24日にアレッポ大学の理事会が行った会議の際、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相に対する名誉博士号の授与が決定されたと述べた。
ジョシュクン氏は、ガズィアンテプ大学とアレッポ大学で進められている共同プロジェクトの一環で、シリアのアレッポを訪れたと述べ、そこでの交流の際に、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が非常に敬愛されていることを知った語り、今回とられた決定に喜んでいると語った。
■ジョシュクン氏は次のように語った
「アレッポ大学理事会の会議中に、総長のムハッメド・ニザル・アキル教授は、電話を受けた後に興奮し、また喜んで理事室に入りました。そして特にイスラエルのガザ攻撃に対する政策により全イスラム世界の賞賛を得たレジェプ・タイイプ・エルドアン首相に、同大学から名誉博士の称号を授与する決定が承認されたとの知らせを受けたと明かしました。このとき、すべての理事会メンバーが立ち上がり、拍手をしました。我々は、このことに大きな誇りと喜びを感じました」
ヤヴズ・ジョシュクン氏は、アレッポ大学は50年の伝統を持ち、同大の歴史において初めてレジェプ・タイイプ・エルドアン首相に名誉博士号が授与されると述べ、アレッポで行っている交流の際、出会ったすべての各関係者が、トルコのこの姿勢に対する満足感を口にしたと語った。
ジョシュクン教授は、アレッポ大学と保健、教育、芸術、そして文化の領域で緊密な協力のもと重要なプロジェクトを進めていると述べ、大学間で急速に進展している関係が、両国の一層の緊密化にも重要な役割を担うと信じていると語った。ジョシュクン氏は、名誉博士号授与の決定が来月、正式にレジェプ・タイイプ・エルドアン首相に伝えられ、首相はアレッポ大学に招待予定であると知らされたと述べた。
アレッポ大学は、25学部と10の研究所、そして約12万人の学生を擁する中東最大の権威ある大学のひとつとして知られている。
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( 翻訳者:林 奈緒子 )
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