メトロバス、明日アジア側にも
2009年03月02日付 Milliyet 紙

メトロバスの第3区間であるズィンジルリクユ-ソウートルチェシュメ間の路線が、3月3日(火)に開かれ、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の参加が予定されている式典で運行業務を開始する。

 イスタンブル広域市からの情報によれば、カドゥキョイ区婚姻受理事務所の前で11時に開催される開会式典の後、エルドアン首相はカーディル・トプバシュ広域市長とメトロバスに乗りアヴジュラルまで行くことが予定されている。

ズィンジルリクユ-ソウートルチェシュメ間の路線は、のべ150日で建設され、本日2日に新車両で点検運転がおこなわれた。所要時間は24分に減少する見込みだ。総長11,2キロメートルの路線上、メトロバスはボスフォラス橋を渡る際に通常の車線に合流するが、橋を渡る平均所要時間は7分である。

メトロバスはズィンジルリクユから橋の入口に来ると普通車線と合流する。一方、アジア側の橋の出口では、新たに建設された地下トンネルを通り、道の中央部分にある特別車線に入る。

ズィンジルリクユ-ソウートルチェシュメ間の路線には、ズィンジルリクユ、ボスフォラス橋、ブルハニイェ街区、アルトゥニザーデ、アジュバーデム、ウズンチャユル、ソウートルチェシュメといった停留所がある。新路線では一日平均30万人の乗客の利用を目標としている。

メトロバス路線の第1区間である、アヴジュラル-トプカプ間の路線は、2007年9月19日に運行業務を開始している。総距離19キロメートルに及ぶこの路線には、14箇所の停留所がある。

第2区間の路線であるトプカプ-ズィンジルリクユ間の総距離は、10.3キロメートルで、10箇所の停留所がある。2008年6月22日に建設が開始されたトプカプ-ズィンジルリクユ路線は、77日という短期間で工事を完了し、運行業務を開始した。

アヴジュラルとズィンジルリクユの間を38分の所要時間で走るこの路線は、ソウートルチェシュメまで延長されたことで、所要時間は62分になる。

第3区間の路線の完成により、アヴジュラル-ソウートルチェシュメ間の路線の総距離は40.5キロメートルに延び、路線上の停留所は31箇所になる。メトロバス路線の最初の二つの区間は、総工費2億7千6百万ドル(約270億円)であった。9千万ドル(約90億円)かかった今回の路線を加えると、アヴジュラル-ソウートルチェシュメ間のメトロバス路線の総支出は3億6千6百万ドル(37億円)に達することになった。

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( 翻訳者:松岡聡美 )
( 記事ID:15902 )