バルダクオール長官、「宗務庁は政治論議には介入しない」
2009年03月04日付 Zaman 紙

アリ・バルダクオール宗務庁長官は、宗務庁が世俗主義への忠誠や政治への不干渉という問題において優れた実績を示していると述べた。

バルダクオール長官は、国家や政治は宗務に干渉しないという点において、同じ様な成功を示すことはできていないと話した。バルダクオール長官は、参謀本部や宗務庁の設立は新生国家の見解を示しているとし、「同時に、そしてお互いにバランスを取ったこの設置の基本的な考えは、新たに設立されたこれらの機関は、如何なることがあっても政治に干渉してはならないということである」と述べた。

バルダクオール長官は、ガーズィー大学とアタテュルク文化・言語・歴史高等機構によって開催された「1924年3月3日発布の法律85周年とトルコ」と題する会議の開会の辞において、宗教を日々の政治的争いの不毛な環境から遠ざけるために慎重に振る舞ったと述べた。バルダクオール長官は「しかし3月3日の法律が宗務庁に対して予見していた信頼ある地位が、現在とても良く理解されているとは言いがたい」と述べた。

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( 翻訳者:三上真人 )
( 記事ID:15918 )