国境門ではない、友情の架け橋 グルジアとトルコの国境で
2009年03月06日付 Yeni Safak 紙
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新しく改築されたサルプ国境門の開門式にグルジアのサアカシュヴィリ大統領と共に出席したエルドアン首相は、「トルコとグルジアの国民を70年間隔ててきた国境が友好の架け橋に生まれ変わった」と話した。
トルコ会議所・商品取引所連合によって新しく改築されたサルプ国境門は、タイイプ・エルドアン首相とグルジアのミハイル・サアカシュヴィリ大統領によって開門された。開門の式典で式辞を述べた二人のリーダーは友好的なメッセージを伝えた。エルドアン首相は、「トルコとグルジア国民を70年間に渡って隔ててきたこの国境は、グルジアが独立を達成した後、我々両国民が抱きあう友好の橋となった」と述べ、5年前にこの国境門を訪れた時、「この名ばかりの門はいわば単なる形式的な門とすべきです。両国の国民が簡単にここを通過できるようにすべきだ」と述べたことを明かすエルドアン首相は、「我々は、元来類縁的なつながりで結ばれている二つの国にいるのだ」と話した。
■この地域全体のリーダー
グルジアのサアカシュヴィリ大統領は、スピーチをトルコ語で始めた。同大統領は、「親愛なる首相、偉大なるトルコ国民の皆様に心からご挨拶申し上げます。本日は太陽が我々、皆様、そして我々の間に立つ国境門を照らしています。しかしながら、我々の心の間には国境などないはずです。私はここで敬愛する首相に感謝の意を示したい。首相はトルコにとってだけではなく、この地域全体にとって偉大なる政治家である」と述べた。エルドアン首相をバトゥミ空港で出迎えたサアカシュヴィリ大統領は自身で運転をした。エルドアン首相は大統領夫妻と共にテープカットをした。
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( 翻訳者:永井ひとみ )
( 記事ID:15933 )