トラブゾンのレストランで爆発、9名負傷
2009年03月07日付 Hurriyet 紙

トラブゾンのベシクデュズ郡にある、酒類を提供するレストランでの爆弾による爆発で、9人が負傷した。

爆発は、フィスコビルリキ・ビジネスセンターの近くにあるマゴサ・レストランで起きた。爆発で、酒類を提供するレストランのガラスが壊れ、中にいた9人はあちこちを負傷した。爆発の後、事件現場に多数の警官と救命救急隊員チームが派遣された。

負傷者の、ネジミ・チャルックさん、イスマイル・リマンダルさん、ヒュセイン・トスンさん、セルカン・アレムダルさん、メフメト・ギュミュシさん、アフメト・ヤヴズさん、メフメト・テメル・トスンさん、ハムザ・チリンギルさん、アフメト・カラデニズさんは、救急車でトラブゾン中心部、ならびにワクフケビル郡の複数の病院に運ばれ、治療を受けた。

■手製の爆弾

ベシクデュズ郡にあるビヤホールで起きた爆発は、手製の爆弾によるもので、ガラスが割られて屋内に投げ込まれたことが明らかになった。襲撃で使用された爆弾は素人の手によるものであり、そして中には猟銃の銃弾に似た材料が使われているという。

関係筋は、テロリストであればこの種の爆弾では殺傷能力がもっと高くなる、釘やそれに類似した材料を使うと述べ、この事件は怨恨が原因である可能性が高いと述べた。

■「大混乱だった」

ビヤホールの上の階に住んでいる42歳のアイシェ・オズデミルさんは、事件を次のように説明した。
「事件は23時30分に起きました。私たちのところには客人がいました。私たちはお茶を飲んでいました。突然、大きな爆発音を聞き、とても怖くなりました。窓から覗くと、逃げ惑う人たちが見えました。すぐに3台の救急車が来ました。負傷者の一部は地面に倒れていましたし、またある人にはガラスの破片が刺さっていました。激しい恐怖を感じました。一部の人たちは、車の後ろの地面に横になっていました。爆発の前には何も聞こえませんでしたが、爆発の後、人々が叫び始めました。 大混乱となりました。一部の人たちは負傷者を車に乗せようとしました。また一部の人たちは、『動かしてはいけない、救急車を待ちなさい』と言いました。警官達は爆弾が中に置かれていたと言いました。聞くところによると、誰かが中にこっそり爆弾を置いて逃げ、あとからそれが爆発したようです。私たちはテロか何かかと思い、とても恐怖を感じました。『この辺りにもテロリストが来た』と話していました。窓、窓枠、何も残っていません。近所の人たちは恐怖で発狂していました」

爆発が発生したビヤホールのガラスが取り外される一方で、窓はカーテンで覆われた。

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( 翻訳者:小松裕美子 )
( 記事ID:15939 )