ノールーズのお祝い、ウルファではじまる
2009年03月20日付 Radikal 紙
http://i.radikal.com.tr/644x385/2009/03/20/fft5_mf140734.Jpeg
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シャンルウルファでは、ディキリ地区のバスターミナル近くで、民主市民党や様々な市民団体によって祝典が準備され、今年最初のノールーズの火が点された。

祝典ではアブドゥッラー・オジャランの弟、メフメト・オジャラン氏が講演し、ノールーズが全ての人々に平和と民主主義をもたらすよう切望し、次のように語った:「2週間前、兄のアブドゥッラーにイムラル島で面会してきました。トルコにおいて法は原則門戸を開いています。我々は法律が全ての人に平等であるよう求めています。10年の間我々はイムラル島を行き来しています。あそこでは30分の面会時間が与えられます。これは他の囚人たちに当てはまるものではありません。この規則は我々にとって非常に現実的でなく、苦痛なものです。兄のアブドゥッラー・オジャランは、常にこの大地に平和が訪れるために、あらん限りの力を振り絞り、尽力しています。10年の間同じ形で続けています。兄の声に耳を傾けてくださることを期待します。」

メフメト・オジャラン氏は、イラクのジャラール・タラバーニ大統領が、アンカラでの交渉で、クルド問題とクルド労働者党(PKK)への戦闘放棄を呼びかけたことにも言及し、「タラバーニ氏はここでのPKKの代表者にはなれません。ここではPKK党員たちの声を聞く必要があるのです。この問題をタラバーニ氏が終わらせることはできません。おそらく善意で発言しているのでしょう。しかし全体の代表者ではないのです。おそらく和平にわずかばかりの貢献はするでしょう。しかし、ここの指導者たちは別にいます。彼らと会う必要があると確信しています」と語った。

民主市民党(DTP)選出のイブラヒム・ビリンジ議員、DTPの県代表イブラヒム・アイハン、党の議会メンバー、ワッカス・ダルクルチがこの地域の伝統衣装を身にまとい、勝利のポーズやスローガンを掲げて祝典に参加していたのが人目を引いた。また祝典が行われた広場で制服を着た治安部隊も目立っていた。

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( 翻訳者:杉田直子 )
( 記事ID:16034 )