疑惑の井戸からの遺骨発見問題でカイセリ県ジャンダルマ隊長逮捕
2009年03月24日付 Milliyet 紙
カイセリ県ジャンダルマ隊長のジェマル・テミゾズ大佐が、ジズレで行われた発掘捜査で20の骨片が見つかった問題で逮捕された。同容疑者は尋問のためディヤルバクルに移送された。
シュルナクのジズレ郡に近いクシュテペ村で証言に基づいて行われ、約20の骨片が見つかった発掘捜査に関連して、同郡で1993年から96年にかけて「大尉」であった現カイセリ県ジャンダルマ隊長のジェマル・テミゾズ大佐が逮捕された。カイセリで逮捕されたテミゾズ容疑者は、尋問のためディヤルバクルに移送された。ジズレから2キロ離れたクシュテペ村で、3月16日に3つの地点で検察官の立会いのもと行われた発掘捜査で、20の骨片が見つかった。
■5人が逮捕される事態に
ジズレのカミル・アタク元自治体首長の息子たちと親戚も事件に関与していたとされ、5人が逮捕された。このうち、前元自治体首長の息子テメル・アタクが拘留された。捜査によりカミル・アタク元自治体首長も、土曜日にマルディンのヌサイビン郡で捕まり、尋問のためディヤルバクル県警本部情報・テロ対策局に連行された。
アタク容疑者の証言に基づき、ディヤルバクル特別権限重罪法廷は、1993年から96年にかけてジズレで、そしてその後はディヤルバクルで職務についており、1年前にデニズリから転任したカイセリ県ジャンダルマ隊長のテミゾズ大佐容疑者を、現在の勤務先のカイセリで逮捕したと発表した。
■2人の検察官が担当
ディヤルバクル特別権限共和国検事の通達指示を受けて、カイセリ司法局の2名の検察官が、まず中央司令部に赴き、そこから協力を仰いだ軍関係者と共にテミゾズ大佐の執務室に行き、逮捕したと伝えた。
検察局の決定にしたがい、最初の事情聴取が執務場所で行われたテミゾズ容疑者は、その後捜査担当者も同行して、尋問が行われるディヤルバクルに昨日3月23日午後5時に移動した。
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( 翻訳者:牧史織 )
( 記事ID:16056 )