チャベス・ベネズエラ大統領、イランを再び公式訪問
2009年04月02日付 Jam-e Jam 紙

ベネズエラ共和国大統領は、イラン・イスラーム共和国との協力で同国が得た成果の数々を強調した。

 ファールス通信の報道によると、チャベス・ベネズエラ大統領はテヘラン入りした際、イランとの間で交わされた協力に関する数々の合意文書のおかげで、ベネズエラは様々な分野で重要な成果を手に入れたと強調した。

 同大統領はさらに、ベネズエラとイラン両国は多極化された世界をつくり上げた主要なプレーヤーであるとした上で、「このことを否定できる者は、どこにもいない」と断言した。

 チャベス大統領はまた、今回のイラン訪問は「南=南」の戦略的連携と協力へ向けて両国がともに協力体制を継続させていくことを目的としたものだと述べた上で、「テヘラン訪問は、まるで我が家に帰るようなものだ」と語った。

 ベネズエラ大統領はさらに、次のように付け加えた。「過去、ベネズエラはアメリカの言いなりだった。そのために、イランや中国、ロシアとの間で今あるような協力関係は存在しなかった。ベネズエラにはかつて、外交政策というものは存在せず、アメリカから役柄を与えられていただけだった。しかし、今我が国は自由で独立した国として、独自の役割を演じている」。

 今回で7回目〔8回目の誤り?〕となるイラン公式訪問を果たしたベネズエラ大統領はこれより前、カタールで開かれた南米・アラブ首脳会議に出席していた。同大統領は〔テヘラン訪問後〕日本を訪問する予定。

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( 翻訳者:斉藤正道 )
( 記事ID:16124 )