スペイン、トルコのEU入りを支持
2009年04月05日付 Milliyet 紙

サクップ・サバンジュ博物館での会議でスピーチを行ったエゲメン・バウシュ国務大臣兼EU加盟交渉担当官は、トルコとスペインの関係がここ10年で加速したこと、観光、学術分野そして貿易における両国関係が増大したと述べた。
スペインがトルコのEU加盟を支持したことに満足したバウシュは、「かつて私たちは『ヨーロッパの病人』と呼ばれていた。一時も『アジアの病人』とは呼ばれなかった。私達は完全にヨーロッパ側に位置している。今までに一度もこれほど豊かで強かったことはなかった」と述べた。スペインの友人らが、EUをトルコの加盟のために説得することを望んでいると強調したバウシュは、「スペインが2010年にEUの議長国となり、大きなチャンスが生まれることを信じている。」と述べた。

■支持を続ける。
スペインのマグダレナ・アルバレス・アルザ運輸公共事業大臣は、「トルコはヨーロッパの仲間入りを希望すると述べた。この努力と私達の支持は、続くだろう。トルコだけでなくEUとスペインもこのことから大きなメリットを得るだろう」と述べた。
スペインのEU関係担当大臣であるディエゴ・ロペス・ガリッド氏も、トルコをEU加盟候補国として承認することが批准されていること、しかし欧州評議会が3月12日に受け入れたレポートを見ると、いくつかの問題で保留状態であることが見受けられると述べた。ガリッド氏は、「いくつかの部門ではまだ保留である。スペインはいかなる時も保留にしたことはない」と述べた。この保留のために新しい段階の交渉を開けないことを指摘したガリッド氏は、「EUもトルコと親密になり、トルコのEUへの統合を支持しなければならない」と述べた。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:16140 )