ガシュガーヴィー外務報道官、サーベリー問題について発言
2009年04月28日付 E'temad-e Melli 紙

ガシュガーヴィー外務報道官は、アメリカのためにスパイを行った罪で禁固8年の判決を受けたジャーナリスト、ロクサーナ・サーベリーはイラン人であると強調した上で、次のように述べた。「ロクサーナ・サーベリーが提出した書類により、彼女はイラン人であることが確認されている。それゆえ、彼女はイランの規定に基づき取り扱われる。ある一国の市民の問題を審理する際の司法プロセスに干渉することは、いかなるものであれ、国際的な規範に反する行為である。彼女をめぐる問題は、外国とはなんの関係もないことだ。彼女の弁護士は、すでに控訴を請求しており、本件に関する司法手続きが行われている。それゆえ外部からの干渉は、いかなるものであれ、法的な基準に反する」。

 ハサン・ガシュガーヴィー報道官は週の定例記者会見で、サーベリー氏は〔米イラン関係の〕取引材料にされているのではないかとの一部の憶測を否定した上で、「司法の独立に敬意を払うべきだ。審理過程にある手続きの今後の成り行きに任せる必要がある。〔‥‥〕」と語った。

 ある記者が、ジェシー・ジャクソン氏(ロクサーナ・サーベリー氏の弁護を希望しているアメリカ人弁護士)のビザ取得に関し、ガシュガーヴィー報道官に問い質したところ、同報道官は「同氏からビザの申請は受けていない」と回答した。

〔後略〕

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( 翻訳者:斉藤正道 )
( 記事ID:16313 )