The Marmara ホテルで、高価な示威行動―タクスィム広場
2009年05月01日付 Zaman 紙

青年市民団(Genç Siviller)という組織は昨年計画したものの実行しなかった示威行動を(メーデーの)今日、実行した。青年市民団はタクスィム広場に面したザ・マルマラ・ホテルの19階から垂れ幕をさげたのだが、この示威行動に約900YTL(約55,000円)かかった。

「1977年5月1日、ここから発砲した者たちを見つけだしてくれ」と書いた垂れ幕をマルマラ・ホテルの一室から外に向かってさげた。青年市民団のメンバーらはこの示威行動のために一般宿泊客のようにしてザ・マルマラ・ホテル部屋を予約していた。彼らが予約した部屋は、1977年5月1日にタクスィム広場に向けて銃が放たれた5階の部屋の1つだった。しかし改築のため直前になって部屋が変わってしまった。青年市民団のメンバー2人は19階の部屋で一夜を過ごした。そして午前11時ごろ、この部屋から「1977年5月1日にここから発砲した者たちを見つけだしてくれ」と書かれた垂れ幕を垂れ下げた。その映像がテレビに流れるとホテルのガードマンたちはこの部屋の1つ下の階の部屋へ行き、垂れ下がった幕を切断した。目的を達した青年市民団のメンバー2人がホテルから離れる際、垂れ幕がどうなったかは知らない。 この派手な示威行動にかかった費用は、宿泊費1泊275ユーロ(約37,000円)、ミニバー使用料金30ユーロ(約4,000円)、駐車場料金35TL(約2,200円)、垂れ幕代190TL(12,000円)である。

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( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:16340 )