ウァンのパムッカレ、観光化にむけ準備中
2009年05月17日付 Zaman 紙


歴史的、文化的そして自然の美しさにより東部の観光中心地として名乗りを上げているヴァンは、秘境的な自然の素晴らしさでわれわれを圧倒する。ヴァンのバシュカレ郡に属するデレイチ村にあるトラバーチン(石灰華)は、パムッカレを想起させるその特徴により、国内外の観光客の関心を呼んでいる。テロのため、何年もの間見捨てられていたこの地域が、今、観光地として成功する日を待っている。

バシュカレから45キロメートル程離れた場所にあるデレイチ村付近のトラバーチンは、パムカッレ程の広くはない。水の流れがかわったり、水そのものの減少により、多くの部分が時折、干上がる。石灰を含んだ水に薬効があると述べる、この地域のボランティア警備員サイト・テキンさん(60歳)は、以下のように話した。「われわれは国内外のすべての人がここを訪れることを望んでいます。ここは静かで、且つ安全が保障された場所です」

県文化観光支所のサリフ・タトゥル理事も、トラバーチンの保全のために、この地域で地質学的な研究が行われるべきであると強調する。水が他の場所に流れることを防ぐことにより、バシュカレがパムカッレに相当する状態にまでなるであろうと述べる同氏は、この地域を開発保護地区にするために、遺跡保護委員会に文書を送ったが、まだいかなる決定もなされていないと述べた。

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( 翻訳者:指宿美穂 )
( 記事ID:16473 )