「闘う宗教指導者協会」、特定の候補者への支持表明を控える
2009年05月19日付 E'temad-e Melli 紙
「闘う宗教指導者協会」の幹部の一人であるハサン・ロウハーニー氏は、大統領選挙に対する同協会の最新の立場について明らかにした。
某経済専門会議に出席していた同氏はその傍らで、闘う宗教指導者協会はどの候補者を大統領選で支持するかに関して決定を下すことができなかったとし、協会の行動としては国民に選挙への参加を呼びかけるだけにとどまるだろうと述べた。同氏はまた、投票の際の規準となるべきものについても、発表することがあるかもしれないとも語った。
同氏はまた、自身に近い一部の政党がミール・ホセイン・ムーサヴィー氏を支持していることについて、「いずれにせよ、これらの政党は独立しており、どの候補者を支持するかについては、各政党の中央評議会が決定することである。われわれが信じているのは、国によりよい状況が生まれ、より有能な政府が誕生するよう努力しなければならない、ということだ」と語った。
ロウハーニー氏は、レザーイー公益判別評議会書記が大統領選に立候補したことについては、「いずれにせよ、様々な立候補者がいることはいいことである。立候補者が多ければ、それだけより多くの国民が投票に参加することにつながるだろうし、その意味で選挙に〔様々な〕人物が参戦することに、私は賛成だ」と述べた。
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( 翻訳者:斉藤正道 )
( 記事ID:16502 )