イスラム会議機構(İKÖ)の第36回外相会議がシリアの首都ダマスカスで始まった。
トルコ代表のアフメト・ダヴトオール外相は本日(24日)の会議終了後、アゼルバイジャンのエルマル・メメディヤロフ外相とともに自家用機でアゼルバイジャンの首都バクーへ向かう予定である。ダウトオ-ル外相はアルメニア占領下にあるナゴルノ・カラバフや、天然ガスの料金、トルコとアルメニアの関係改善という状況におけるトルコ・アゼルバイジャン関係をバクー会談で議題にする予定である。ダマスカスでのİKÖ会議の方では、イスラム諸国家の安全保障と、平和維持部隊の編成に向けたブレーンストーミングが行われ、地域的問題、人権、女性の権利、民主化、さらにイスラムフォビア(イスラム恐怖症)のような議題が取り上げられた。
■アサド大統領、「イスラエルは平和への障害だ」
シリアのバッシャール・アサド大統領は、行った演説で、「イスラム教とムスリムは、そのことゆえに、ひどい反対宣伝にさらされている」と述べた。そして「イスラムやムスリムがテロリストであるという汚名を着せられたことは世界の間に深い溝を作り出すことになる。さあ、我々の宗教と地域を共に守ろう」と呼びかけた。さらにアサド大統領はイスラエル政府を「平和への道の障害」であると言い表した。
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( 翻訳者:猪股玲香 )
( 記事ID:16525 )