墜落のエールフランス機のトルコ人乗客判明―ハープ奏者のネジプオールさん
2009年06月01日付 Zaman 紙
■消失した飛行機に乗っていたトルコ人の身元、明らかに
フランスの航空会社エ-ルフランスのエアバス旅客機がブラジル沖で消息を絶ったと報告され、この旅客機に搭乗していたトルコ人旅行者はファトマ・ジェレン・ネジプオールさんであると判明した。
エールフランスは、ブラジル当局から得た情報に基づき会見を行い、乗客の一人はトルコ人であると発表するとともに、その消息不明者の名前はファトマ・ジェレン・ネジプオールさんであることを明らかにした。ネジプオールさんは、コンサートを行うためブラジルへ渡航したと発表された。ネジプオールさんはアナドル大学で教鞭をとっていた。
■サルコジ大統領:「乗客の御家族には本当のことを話しました」
ニコラ・サルコジ仏大統領は、消息不明の飛行機から(乗客が)生きて発見される可能性は「極めて低い」と話した。
サルコジ大統領は、消息不明のリオデジャネイロ発パリ行きの便を発見するために「とにかく迅速に行動する」必要があると述べた。仏大統領は、空港に設置された危機センターを訪問し、乗客の親族と面会した。その後、記者団に語ったサルコジ氏は、「乗客のご家族には本当のことを話しました。助かる見込みは極めて低いと」と述べた。彼は捜索範囲が非常に広範囲にわたっているとし、飛行機の発見は「非常に困難である」と強調した。サルコジ大統領は、飛行機を発見するべくアメリカにも衛星による協力を要請していると述べた。
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( 翻訳者:木村納菜 )
( 記事ID:16585 )