無言の大規模デモ行進、テヘランで開かれる
2009年06月18日付 E'temad-e Melli 紙
横断幕には、「木っ端・クズどもの運動!!」と書かれている。アフマディーネジャードがムーサヴィー支持者たちを「木っ端・クズ」と呼んだことがきっかけで、このことばが抗議運動の標語のようになっている。
横断幕には、「木っ端・クズどもの運動!!」と書かれている。アフマディーネジャードがムーサヴィー支持者たちを「木っ端・クズ」と呼んだことがきっかけで、このことばが抗議運動の標語のようになっている。

昨日、テヘラン市民はハフテ・ティール広場を起点として、大規模なデモ行進を行った。人々の列がどこまで続いたのかは不明。テヘラン市民はその中で、ホルダード月22日〔6月12日〕の選挙について公表された結果に対して、無言の意志表明を行った。

 100万人を超えるとも推測される人々が集まった今回のデモ行進は、イマーム・ホセイン広場からアーザーディー広場までのルートで行われた前回のデモ行進に続いて二回目。今回のデモ行進では、公共の財産に対していかなる損害も生じなかった。そればかりか、シュプレヒコールさえ上げられることなく、整然と行われた。

 記者らの報告によると、一部の行進参加者がシュプレヒコールを上げようとすると、周りの人々が沈黙を守るよう呼びかけたという。

 ミール・ホセイン・ムーサヴィーは、本日ホルダード月25日〔6月15日〕のデモ行進での事件で命を落とした人々への追悼集会をアーザーディー広場で開くと述べ、人々に参加を呼びかけた。

デモ デモ

左側の写真の奥には、「アメリカに死を」と書かれたビルの壁画、さらにその奥にはアルメニア教会が見える。

Tweet
シェア


写真の続きはこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:斉藤正道 )
( 記事ID:16735 )