フランスで、親トルコ派の閣僚任命される
2009年06月25日付 Milliyet 紙

フランスで一昨晩公表された内閣改造で、ニコラ・サルコジ大統領により、欧州担当大臣にトルコのEU加盟を強く支持しているピエール・ルルーシュが任命されたことを受けて、「ヌヴェル・オブサヴァトゥル」誌はインターネットサイトで、「欧州担当省のトップにトルコの弁護士」と評価した。

同誌は、トルコのEU加盟に反対しているサルコジ大統領によりルローシェが大臣に任命されることが一見矛盾しているように見えるが、3つの理由から一貫していると記した。この3つの理由とは、「トルコとの加盟交渉を最重要議題と考えている議長国スウェーデンとよい関係を築くこと」「シリア-イスラエル間の対話」「イラン、アフガニスタン、コーカサス、欧州防衛のような、死活問題において、サルコジがトルコの協力を必要としていること」「トルコの問題が、アメリカ政府とフランス政府の間で絶えず緊迫を生むこと」と並べた。ルローシェ氏が昨日任務を引き継いだ際に、自分が(個人的に)トルコ問題に関し違った考えを持っていても、大臣として政府の方針に沿わなければならないと話した。また、「政府の方針は1つであり、2つであってはいけない。私も政府の方針に従う」と述べた。

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( 翻訳者:田辺朋子 )
( 記事ID:16789 )