81県で局番変更へ
2009年07月05日付 Zaman 紙

82の新しい局番ができ、固定電話で都市間の通話に用いられる局番が変更されることになった。

情報技術及びコミュニケーション機構は、現行の局番に県ごとの局番に1を足した82の新しい局番を作った。

市内で番号持ち運び制度を始めるという通達が出されたあと、番号をつける作業のために必要な整備が行われた。これにより、新規契約者の登録を行うトゥルクテレコム(TT)以外の通信業者は、契約者にその県の局番に1を足した局番でつくられた番号区域を提供する。つまりアンカラでTT以外の通信業者からサービスを受けたい契約者の市外局番は、(現行の)312ではなく313で始まることになる。

情報技術とコミュニケーション機構(BTK)は、問題の制度に関して必要な整備を行った。これにより市場に参入しようとしている新規参入業者も、自身に関する番号区域のほかに、契約者向けにも新しい局番を提供する。必要な場合、TTの1県における番号区域を使い果たすと、TTも新規の番号区域を利用することになる。

10XY(の番号を使用する)必要性がなくなった新規通信業者によって作られ、以前に都市間通話に用いられていたこの番号による通話も必要なくなった。問題の整備により、契約者らは、この番号を用いずに局番を用いて通常の通話を行うことになる。業者は、契約業者の異なる契約者間の通話につき、GSM(Global System for Mobile Communications)同様、柱を作ることが義務となるだろう。

■ 市内通話は値下げへ

 GSMで2008年11月に始まった番号持ち運び制度は固定電話でも近々実現化が始まる。国内の番号付け計画に入る地域的番号、地域に基づかない番号と携帯番号が、番号持ち運びのできる対象となる。固定電話における番号持ち運び制度に伴って、競争と通話料金の値下げが起こるであろう。

■ イスタンブルでは番号が飽和状態

 話題の制度は番号持ち運び制度の実施ために導入された。しかし1260万人の人口を持つイスタンブルでは番号が飽和状態にあるという問題が発生した。BTKのタイフン・アジャレル理事長は、トゥルクテレコムの関係者らと行った会談で、イスタンブルで212と216の二つの局番でつくられた番号区域が飽和状態に近づいていることが目下の話題であると話した。

アジャレル氏は「トゥルクテレコムの関係者は口頭で我々にこの状況について話した。しかし、正式な要請ではなかった。番号を使い果たしたら213と217の番号区域を充てることになろう」と語った。

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( 翻訳者:猪股玲香 )
( 記事ID:16873 )