第2回アレヴィー研究集会、明日からイスタンブルで開催
2009年07月07日付 Zaman 紙

第2回アレヴィー研究集会が、学者たちの参加のもと明日(8日)イスタンブルで開催される。6月初旬にアンカラで開催された第1回集会では、アレヴィー系の財団や協会の代表者やオピニオンリーダーたちが一堂に会してアレヴィーたちの要求を聞いた。

政府によって開催され、アレヴィーの人々が抱える問題の解決、アレヴィーに関する知識の基盤の構築を目指す同研究集会の第2回集会での発言者は、その分野の専門家である学者たちだ。アレヴィーについて研究している学者たち、このテーマにおける調査を民衆と分け合っている作家たち、そして知識人たちが、知識の蓄積を共有する。 メインコンセプトが"アレヴィーに対する学術的視点"である今回は、問題が新たな視点から考察され協議されることや、学術界から支援を受けることが目標である。

「既存の学術文献が明らかにしたアレヴィー認識はどのように評価されるべきか」、「アレヴィーを巡る諸問題に関して学術界はどのような可能性を提示できるのか」「アレヴィー社会の歴史、信仰、文化また近代化が生み出した新たな問題を学術的調査による知識を軸にどのように考察しうるか」といった問いの答えを模索する今回の研究集会では、政府を代表して国務大臣ファルク・チェリキが出席する。 水曜日(8日)にイスタンブルのジェイラン・インターコンチネンタル・ホテルで開催される予定の集会にはアフメト・ヤシャル・オジャク教授、イリヤス・ウズュム準教授、ビンナズ・トプラク、エリザベス・オズダルガ、タルハン・エルデム、イシタル・ギョズアイドゥン、ネブザト・タルハン、ムスタファ・エルドアンを含む35人の学術関係者が招待されているという。

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( 翻訳者:川原田喜子 )
( 記事ID:16893 )