油レスリングのチャンピオン、マフィアのボスだった−出頭、逮捕
2009年07月13日付 Hurriyet 紙
■休暇から戻り、自首した。
イスタンブルで軍警察(ジャンダルマ)による100万リラ規模の建設廃材に関する不正調査で、マフィアのボスであるとの理由で捜索されているクルクプナル油レスリングのアー(長)、セイフェッティン・セリムは、昨日、軍警察の担当者に電話をしてきた。
休暇を取っていたこと、そして出頭するつもりであることを電話で知らせたセリムは、昨日、軍警察へ行き自首した。軍警察が用意した調査ファイルによると、裁判所の決定により9ヶ月間にわたり電話を盗聴されていたマフィアの組員たちが、セイフェッティン・セリムの命令で、罰金を科した治安警察官に暴力をふるっていたことが明らかになっている。
容疑によると、建設廃棄物処理に関連して治安警察官が罰金を科そうとしたのに対し、セイフェッティン・セリムは、甥のメフメト・セリムに暴行の指示を与えた。被害者は、セイフェッティン・セリムの手下によってひどい暴行を受けた。昨日、事情聴取がされた16人の治安警察官と、1人の下士官、そして建設業者からなる29人は、本日(13日)裁判所へ送検される。
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( 翻訳者:松永拓人 )
( 記事ID:16935 )