大学学生選抜試験(ÖSS)で、ゼロ点をとった人たち・・・
2009年07月18日付 Hurriyet 紙
学生選抜試験(ÖSS)の最低得点が0.5以下だったために、『切り捨てられて得点とならなかった』あるいは世間一般に『0点を取った受験生たち』とされる受験生らの大半を通信制高校あるいは単位制高校の出身者が占めてことがわかった。
2009年のÖSS試験では得点が切り捨てられカウントされなかった受験生らの、出身および在学中の学校分布が明らかになった。ÖSS試験受験者が132万4001人を数える中、2万9927人(全体の2.26%)が得点をあげられなかったという。
点数がカウントされ得なかった受験生らの出身および在学中の高校別の割合では、普通高校はかなり低い。高校既卒者99万8684人の受験生のうち、得点をあげられなかったのは1万5004人(全体の1.5%)に過ぎない。一方師範学校について見ると、無得点者は1万9013受験者のうち36人(0.19%)、職業高校卒では合計30万5454人分を採点し、うち4.64%にあたる1万4185人が無得点だった。
『その他』とされた学校区分には通信制高校や単位制高校が見られる。これをみると、これらの学校からは759人が受験し、そのうち702人(92.49%)が得点をあげられなかった。
■半々
これについて説明した高等教育審議機構のユスフ・オズジャン理事長は、ÖSS受験者で無得点だった受験者らが、既卒者なのか新卒だったのかを気にし、「グラフを見ました。半分半分ですね。半数はそれらの学校を過去に卒業した人で、あとの受験者は新卒の学生です」と述べた。
同理事長は、ÖSS結果の評価する目的で国民教育省と話し合う必要性があることも明らかにした。
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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:16977 )