記念碑への銃弾に抗議―現代の「吟遊詩人」故ルーヒー・ス、墓前で集会
2009年07月18日付 Radikal 紙

1985年に生涯を終えた現代の「吟遊詩人」ルーヒー・スの墓前にある記念碑に、先週何者かにより銃弾が撃ち込まれた。事件の知らせをうけルーヒー・スの家族と友人たちが墓前に集まり、彼を追悼した。
アーティストのサドゥク・ギュルビュズ氏、68年財団会長ソンメズ・タルハン氏、研究者で作家であるナズィイェ・ババルク氏らは、ルーヒー・スの墓前にある記念碑への攻撃とイディル・ビレトのコンサートが襲われたことを非難すると表明を発表した。サヤト・ノヴァ・コーラスのファクラド・エストゥクヤン氏も、事件は本当にひどいもので、意図的になされた攻撃であるとし、「ああ彼が外国で亡くなっていたならばなあ。アフメト・カヤやナーズム・ヒクメトを煩わせる者は誰もいない。近頃、ナーズム・ヒクメトの墓をモスクワからトルコに移すことを望む人たちがいるが、邪魔はしません、彼が墓で静かに眠れるよう祈るだけです」と述べた。ルーヒー・スーの息子イルグン・ス氏も父親の墓に加えられた攻撃をメディア関係者たちに示した。追悼の後、スーの友人たちがバイブルト民謡とイェメン民謡を歌った。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:16979 )