エラズーで銃乱射、6名死亡
2009年07月21日付 Milliyet 紙

エラズーのバスキル郡にあるカライリ村で知的障害があるとされた父と2人の息子による銃乱射の結果、6名が亡くなり、7名が負傷したことが明らかになった。バスキル郡庁関係者からの情報によると、バスキル郡のカラアリ村で今朝起こった事件で、知的障害があるとされる、名前非公開の父親と息子が畑で働いていた村人に対し銃を乱射した。この事件で、エミネ・ユクセレンさん、イブラヒム・エセンデミルさん(80)、サメト・シス君(12)、イゼット・エセンデミルさん(35)が亡くなり、名前非公開の7名が負傷した。

エラズーのバスキル郡にあるカラアリ村のボビュレル集落で6名が亡くなり、7名が負傷した銃撃は、隣村の一族によって計画されたと言われている。襲撃者等は、猟銃を手に向かったボビュレル集落のアンズ畑で働いていたイブラヒム・エセンデミルさん(80)と息子のイゼット・エセンデミルさん(35)そして孫のサメット・スス君(12)を殺害した後、応戦してきた人々に銃弾をあびせ、エミネ・ユクセレンさんという女性をも殺害し、さらに7名を負傷させたとされる。通報のあとに事件現場に駆けつけた憲兵による捜査で、エミネ・ユクセレンさん、イブラヒム・エセンデミルさん、イゼット・エセンデミルさん、サメト・スス君の死体が発見された。襲撃者らには知的障害があり、以前にも村人に迷惑行為を行ったとして憲兵に苦情が寄せられていた。事件後、バスキル郡長のムスタファ・ウルマック氏と軍警察関係者が事件現場を訪問し、村人から事件についての話を聞いた。憲兵による村と集落での広範な治安対策が継続される一方、事件の犯人を捕らえるために捜査を始めたことが明らかにされた。

死亡者数は6名にのぼる

エラズーのバスキル郡カライリ村のバビレズ集落で今朝起きた知的障害があるといわれるハシム・ユクセルさんと息子の、銃乱射で負傷した2名が亡くなったことで、死者は6名となった。集落で奇妙な行動をとることで知られていたハシム・ユクセルさんと息子のメティンさんとムラトさんによって行われたといわれる襲撃で負傷した54歳のナフィイェ・ジョシュクンさんと28歳のムスタファ・ジョシュクンさんも治療を受けていたエラズーのフラット大学病院で亡くなった。

7名の負傷者が治療を受け、そのうち3名は重体

銃撃で負傷した7名が治療を受けているが、そのうち3名は手術を受けており、危険な容態であるとされている。負傷者のうち4名がフラット大学病院、3名がエラズー国立病院で治療を受けている。事件の捜査が続けられ、銃撃で亡くなったイブラヒムさんとイゼット・エセンデミルさん、サメット・シスさんの死体がアンズ畑に、エミネ・ユクセレンさんの死体が家の前で発見されたといわれる。

「全員撃ち殺そう」

バビレズ集落での殺害事件の捜査は続けられており、事件後に逃走した父親と息子たちの逮捕に向けて捜査が行われている。殺害事件の犯人とされる、昨年配偶者を亡くしたハシム・ユクセレンと息子たちは、村のコーヒー店で「みんな俺たちのことを嫌っている。全員撃ち殺してやる」と話していたことが明らかになっている。

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( 翻訳者:牧史織 )
( 記事ID:17001 )