ハッキャーリの軍組織で行方不明者の人骨発掘調査
2009年07月21日付 Yeni Safak 紙
デレジキ大隊司令部で21日朝に開始された採掘作業では、大量のごみに混じって3本の骨が発見された。
ハッキャーリのシェムディンリ郡にあるデレジキ国内防衛大隊で、1994年に村の警備隊員12人が殺害され司令部の庭に埋められたという主張に基づき行われた採掘作業が終了した。デレジキ大隊司令部において21日朝に開始された採掘作業では、大量のごみに混じって3本の骨が発見された。
ハッキャーリ弁護士協会から採掘作業に参加したメフメト・エキンジ弁護士は、11時半に開始された作業では目撃者が示した場所を広さ300平方メートル、深さ2~3メートルに渡って掘ったが、何も発見されなかったと話す。
また同氏は、ディヤルバクル地検にある兵士が密告状と共に送ったスケッチが示す場所で75平方メートル、深さ2メートルに行われた採掘では大量のごみが発見され、それに3本の人骨が混ざっていたことを明らかにした。
作業に参加した法医学の専門家がこれらの骨のうち1本か2本は人骨の可能性があると述べたのを受け、骨はイスタンブル法医学研究所へ送るため回収された。一方、午前中に犠牲者の近親者に対するDNA鑑定のため採血が行われた。これらの採掘作業の後に一切の証拠がなかったため作業は終了した。
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( 翻訳者:川原田喜子 )
( 記事ID:17002 )