ギリシャ、エーゲ海で海底資源探索へ
2009年08月02日付 Radikal 紙

ギリシャの開発大臣のコスタス・ハジダキス氏は、ギリシャがエーゲ海で石油と天然資源ガスを探索・産出する活動を始めることを明らかにした。

ハジダキス氏は、アテネで発行されている新聞エレフテロティピア紙に寄せたメッセージで、「この件で新しい法の制定に向けて取り組んでおり、新法は、今年度末までに議会に提出されるであろう。」と語った。

新法制定が、1990年以来有効である法の枠組みを、投資者にとってより魅力的なものとすることを目的とし、EU法規約に適い、近代的な環境への配慮に注意したものとして準備していることを表明したハジダキス氏は、「よりわかりやすく言おう。近年の状況も考慮し、「門戸開放策」と言われる方式を実施したい。」と述べた。

ハジダキス氏は地下資源探索がエーゲのどの地帯でなされるかという問題については、「関係するすべてのパラメーターを考慮するため、経済相、外交相、開発相、環境相から成る4人の会議によって決定されるであろう。」と発言した。

ハジダキス氏は、「トルコがこの問題に反対しているが」との質問にも答え、「ギリシャには領有権があり、この件で明確な態度を取ることに変更はない。」と述べた。ハジダキス氏は、「しかしながら、探索は、私達が手にしているデータと国の優先事項を考慮し、実行される。言いかえれば、探索では、石油発見の確率、環境保護、そしてもちろん外交的な要因も配慮される。」と話した。

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( 翻訳者:畔上曜子 )
( 記事ID:17097 )